こんにちは、babaです。
昨日、無事に前回書きました大きな木製看板の納品をしてきました。トラックから下ろす際は、現場監督さんたちが手伝ってくれまして、おかげさまでスムーズな納品となりました。
今日は、午前中、ブビンガ(←樹種名、カメルーン原産の木)の板を加工していました。
普通のブビンガとは違い、特殊な木目(杢)が入った板です。
まるでちょっとツヤのあるシルクの布にシワがよったみたいな感じの木目です。
板を加工して磨き上げると、縮み杢と、マーブル模様を混ぜたような感じです。
上の写真は、木表の写真で、白太が入っている部分があり、赤と白との色合いがまたいい感じです。
下の写真は、木裏の写真で、赤身のみの表面をした綺麗な板です。
お客さんと相談しながら、リバーシブルで使えるように両面綺麗に仕上げました。
こちらのブビンガの板のもとは、直径2m40cm、長さ10mの状態の丸太(かなりの巨木)でした。今から20年ちょい前に仕入れて板などに製材したようです。(私はまだ小学生か、中学生くらい・・・)
日本に輸入した状態では長さ10mの丸太で、それより先の上のほうは切断されてどこへいったのかわからないのですが、おそらく樹生していた頃は、高さが40〜50mはあったような巨木だったに違いないです。
自然の力はすごいですね。