こんにちは、babaです。
少し前から加工しようと思っていたブビンガの一枚板です。
お客さんから問い合わせがありまして、結局購入にはいたらなかった板ですが、写真はそのときのものです。雪がたくさん積もっているときということは、この前の1月の写真です。
綺麗なキラキラした杢がでていて、個人的にはとても好きな柄です。以前に同じ板を加工したブログを書いたことがあったので、そちらの記事も紹介します。表面を仕上げた状態の写真が載っていますので参考にしてください。
↓
なぜこちらの板の加工がズルズルと遅れたかですが、硬いのと、でかいのと・・・
横からみるとなんとなく分かっていただけると思いますが、板の厚みが左側が90ｍｍ、右側が45ｍｍといったかたちで台形になっているのです。
テーブルなどとして使用する際は、平面にするために厚みをそろえないといけないので、薄い部分と同じ厚みになるように削っていかなければいけません。90ｍｍの厚みの部分を45ｍｍに削り落とさないといけないというわけです。
いっきにブイーンって削ってくれる機械があればいいのですが、この板、幅が120ｃｍありますので、馬場銘木にはそんな機械がないもので、手作業で削っていかないといけません。手に持って使うタイプの電動カンナがあるとはいえかなり地道な作業が予想されるため、億劫で作業がすすまたかったのです。
でも気合を入れて頑張りました！
（気合も何も、仕事なのでいつかはやらないといけないのですが・・・。）
全体を45ｍｍにすると大きな板としての迫力がなくなってしまいそうだったので、長さの部分を途中で切ってテーブルサイズにした状態で加工しました。すごい量の削りカスがでました。
まだ荒削りですが、ほのかに綺麗な柄がでてきています。
これで売り物になりそうです。
ちなみに切った残りの板は、まだ未加工ですが、丸い形のテーブル用としておいておこうかなと思ってます。
