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滋賀県彦根市の馬場銘木です。木のことから日常のことまでいろいろ書いています。

パオロッサの板

こんにちは、babaです。

今日は綺麗な秋晴れの彦根の空です。



午前中、リフォームの際に使用されるパオロッサの板の最後の仕上げをして配達してきました。

パオロッサという名前の木は、アフリカ大陸の赤道付近の地域に生えている木です。とても重く硬く、重すぎて木なのに水に沈むような木です。切ったり加工するのは苦労しました。





写真は、荒削りで寸法を一定に合せ終わったところです。

そうとう硬かったようで、電動のカンナも悲鳴を上げていました。




仕上げは、サンドペーパー(紙やすり)で綺麗に仕上げていきます。木が硬いということは、繊維の密度が密集しているということですので、仕上げる際に根気良くペーパーで磨いていきますととても綺麗に仕上がります。

お家の玄関入ってすぐの下段のところの床板として並べて貼って使用するので、施工する際に必要な切り込みを両サイドに入れておきます。



ややピンクいろがかった表面に仕上がりました。

現場で最終的にクリア塗装しますと、落ち着いた茶色い色の表面になり、いい雰囲気を出してくれます。

シロアリなどの害虫にも強い(硬すぎて虫が食べられない)ので、きっと末永くお家で活躍してくれると思います。







前回のブログで紹介しました木製の格子ですが、無事に取り付け完了したようです。

まだお店は完成していませんが、なかなか納めた格子がいい雰囲気をだしてくれていました。


                         馬場銘木