こんにちは、babaです。
正月明けの連休も終わり、今日から本格始動の日が始まりました。
先日からちょくちょく馬場銘木に大学生の子が訪れてくれます。滋賀県立大学の学生さんですが、卒業制作に自分でデザインした家具や抽斗、小箱などを製作するためです。
年末は、椅子を作るという男の子が来ていました。ただ、馬場銘木にある機械ではどうしても加工しきれない部分もあるので、2人で知恵を絞りながら工程を進めていきました。
そういえば、私も学生時代に、まったく違う形でですが大学近辺の地元の人にいろいろ世話になったなぁとふと思い出しました。ですので、中には、どうしても出来ない加工工程はお断りせざるをえないのですが、出来る限りのことはしてあげたいなというのが本心です。
ただ刃物や電動工具を使用するので、一歩間違えると大きな怪我につながります。そこはしっかり注意しなければいけないところです。
作業しながら色々話していると、将来のことや、就職のことがやっぱり話題にでてきます。とても厳しい時代ですが、夢にむかってそれぞれ考えていることを聞くととても関心させられます。
今日は、抽斗(引き出し)の材料を予約してくれていた女の子が、その材料を引き取りにきてくれました。
学生さんらしく自転車です。
自転車での輸送は明らかに大変そう・・・
何枚かある板をまとめて梱包して、紐でリュックサック風に背中で背負えるようにしてあげました。(そこそこの重量がありました。)
みんなで心配していましたが、琵琶湖を一周したという彼女自慢のすごい早そうな自転車で「大丈夫です。なんとかいけそうです♪」っと軽快に自転車をこいで馬場銘木を後にしていきました。
30分ほど後、「今、大学に着きました!」って元気に電話してきてくれました。バイタリティーもありながらとても礼儀正しい子でした。
またみんなの完成した作品を見るのが楽しみです。