こんにちは、babaです。
先日、加工していたケヤキの木の一枚板のテーブルです。
よく見ると、真ん中奥のほうに四角い穴があけてあります。
お客さんからの要望で、丸太を天板にぶっさしたテーブルを作ってほしいと言われました。
この樫の丸太をぶっさします。
「年輪が天板にでていると、またおもしろいですよね♪」
簡単に言うけど、けっこう加工難しいですよ・・・ っと思いつつ、なんとかやってみました。
基本的に馬場銘木は、木屋さんなので、難しい加工などはできません。機械や道具の設備もある程度限られています。
丸ノコを使って、写真の板に穴をあける作業は実に大変でした。集中力を普段の15倍高めて、神経を研ぎ澄ませて作業しましたが、失敗しかけたときは、ほんと泣きそうになりました。
大きなケヤキの板をパーにするわけにもいかないし、代わりなんてないし・・・、なんとかまだ修正可能な失敗だったのでよかったです。
荒どりした穴を、鑿(のみ)でコリコリ削りながら、正方形になるように整えていきます。
終わってみれば、案外、綺麗にスカッと仕上がりました。ほんと一安心です。
きっとこれでお客さんも喜んでくれると思います。