こんにちは。babaです。
今日は、木のお話です。
こちらの写真の木は、メープルの木の板です。
あのメープルシロップとかのメープルです。はるばるカナダからやってきた木です。
ただ、普通のメープルの木と違う点としては、木の表面にブツブツした模様が見えますよね?
このブツブツ模様が、鳥の眼のように見えることから、木の世界では「バーズアイメープル」と呼ばれます。
先日の書きましたブログの中で、「スネークウッド」という木がありましたが、名前の付け方としては同じようなものです。
ヘビの柄のような表面の木なのでスネークウッド。
鳥の眼のような柄をした表面のメープルの木なのでバーズアイメープル。
よく考えてみると、覚えやすい名前の木です。
ただ、こちらのバーズアイメープルもスネークウッドと同様に貴重な木なのです。
話によると、メープルの丸太2000本に1本の割合で、このような木目がでる丸太が稀にあるようです。そう考えるとすごいですよね。
いったいなぜこのような特殊な木目(杢)がでるのでしょうか・・・謎です。自然の力はすごいです。
この写真は、丸太の皮の表面になります。
確かに皮の部分には、ブツブツと月の表面にあるクレーターのような跡があります。このようなブツブツがある丸太を、製材して板などにすると、バーズアイメープルの模様が出てきます。
木の木目の世界は、奥が深いとつくづく考えさせる日でした。
また、うちのホームページでも販売しますので、興味がある方は見てくださいね。
馬場銘木 馬場