こんばんは、babaです。
今日は仕事で奈良県に行ってきました。午前中、奈良市にて注文いただいた商品を納品して、午後にも一件別の納品がすぐ近くの天理市にあったので、奈良の街をトラックでウロウロ・・・。
彦根を出発後、京都を通って奈良県にはいると、街のあちこちに遷都君の旗がたっています。
奈良に来たなっと思っていると・・・
ありました!! シカに注意!!!
いました!! シカ!!!
上の「鹿に注意」の看板の絵ほど元気にとび回っている鹿はもちろんいなくて、のろ〜のろ〜っとそこらへんをぶらぶらしつつ、観光客が近づくと「シカせんべいくれ〜」ってよってくるような鹿ばかりです。
・・・ふだんちゃんとエサをもらっているのかなと疑問をいだきつつ、午後の納品まで少し時間があったので、かの有名な春日大社に立ち寄りました。
春日大社の参道は大変長く、全く社なんて見えてきません。↓
参道の脇には、「春日社」(灯篭には春日大社ではなく、春日社と掘り込まれていました。)と書いた灯篭があちこちにあり、場所は間違っていないと思いながらひたすら歩き続けると・・・
やっと鳥居と「春日大社」書いた石碑がありました!
しかし、そこからまたゆるやかな上り坂をひたすらのぼり・・・
伊勢神宮とはまた一味違った佇まいの本殿です。平日にもかかわらずたくさんの参拝客の方でにぎわっていました。
ところで、奈良といえば他にも有名な建築物があります。東大寺とか法隆寺とか興福寺などなど、
ですが、今回は春日大社に来たかった理由があります。
もちろんお参りもしたかったのですが、銘木業界では春日杉という名前のブランド的な杉があります。他に有名なので言うと、秋田杉とか吉野杉とか屋久杉などがあります。
なぜその中でも春日杉かと言いますと、馬場銘木の倉庫の中に、わたしの父か祖父が仕入れてきた春日杉の柱があり、その表面は大変美しい色と、何とも言いがたい木目をしていました。そのような木が育つ場所を、是非一度、自分の目で見てみたいとずっと思っていたからなのです。
やはり、スゴイ!!
思わず見入ってしまいました。太さはもちろん私が住んでいる近くの山に生えている杉の木とは比べ物になりません。言葉に表せない迫力があります。
ぜひ、みなさんも奈良を訪れた際は、春日杉を見に行って下さい。
この杉は、境内にあった杉ですが、春日大社のすぐ裏にある春日山は「春日山 原始林」と言われ、春日大社と同じく世界遺産に登録されています。その山の中には、もっと大きな巨木が何本もあるといわれているので驚きです。
1000年以上にわたってあまり人が手を加えることのなかった森のようです。
仕事の時間の関係で原始林までは行けなかったのは残念ですが、これでまた奈良に来る目的ができました。
やはり、古の都は奥が深いです。