こんにちは、babaです。
今日は曇りがちな天気のため、普段よりは「暑いー、暑いー」と言わなくてすんだ一日でした。
季節はずれな題名ですが、桜の花が咲いたわけではありません。
馬場銘木のホームページのはざいコーナーにて販売している「桜」の木がだいぶん品薄になってきたので、追加の材を準備しているところです。
桜の木は、木のスプーンやフォーク作り・木彫り・小物作りなどに人気があります。桜の木と言うと日本を代表する木ですので、例えば出来上がった木のスプーンを購入するお客さんの立場からしても『桜の木を材料にして作った手作りスプーン』と名前がついてあると、とても響きがいいですよね。
ただ、響きだけでなく、実際に桜の木は、刃物などで削りだしたりする時に削りやすいという利点があったり、製品として使用する際も、使うほどにやさしい手触りが楽しめるというように良い面も多いんです。
現在は、機械のカンナで加工してある状態ですが、ほんのり表面は桜色。
桜の木と平行し準備をしているのが「リグナムバイタ」です。かわった名前の木ですね。世界一重たい木です。
鮮やかな緑色がでています。こちらもとても綺麗です。
これらの木は、いずれどのように使用されていくのでしょうか・・・ 楽しみです。
最近は、世界中で木の伐採禁止が叫ばれている中で、木屋さんは少し肩身が狭い思いをしていますが、切った木を無駄なく人の生活に役立てる架け橋的な存在が木材屋さんの使命だと思ってます。
限りある資源ですが、木の場合は消耗品ではなくて、ずっと使えますので、皆さんも木製品を大切にして下さいね。