こんにちは、babaです。
少し前に倉庫の奥からでてきたブビンガの大きな一枚板がそのまま軒下に放置されていました。
表面を綺麗にしようと思っていたのですが、大きいし、重いし、硬いし・・・ ずるずるとそのままになっていた次第です。
そしてついに今日の夕方、重い腰をあげて作業に入りました。
もちろんフォークリフトだと移動させるのは簡単なのですが、手で持ち上げようとしてもびくともしません。二人でもだめでした。
もし誰かが購入してくれて、テーブルなどに加工して自宅に運搬するときは・・・ と考えると、買っていただいてうれしい反面、納品はどうやってするんだというゾッとするような気持ちです。
それはさておき、ワイドベルとサンダーで平面にしながら表面を綺麗にしていきます。
本当にこの機械にはお世話になっています。
板がずれたりしないかとかある程度横では見てますが、「重い! 硬い! しんどい〜」なんて言わずにもくもくと作業を進めてくれます。
まだまだこれから先も頑張ってもらわねばなりません。
板の下側がベルトコンベアみたいになって板を移動させていき、上のボックスの中に巨大なサンドペーパーがぐるぐる回って板の表面を研磨していく構造です。
板が行ったりきたりする間にベルトコンベアの台は0.1mmづつ上に上がっていくことによって、板の乾燥時に生じた反りなどを削って平面にしてくれるというわけです。
なんとか無事に表面が綺麗になりました。
馬場銘木のホームページに掲載されている一枚板は、こうやって荒木から表面を綺麗にして、写真撮影されてホームページに掲載されるという流れです。
ちなみに、馬場銘木では、板の持込の加工もおこなっています。たまに近所の大工さんや、ネットを見た人が「加工よろしく」って言って持ってきます。