こんにちは、babaです。
醤油屋さんの看板で、ちょうど8年前に納品した看板の白太の部分が劣化してとけてきたと先日醤油蔵から連絡が入りまして、「えーー!本当に!?」と思いながら現場を見に行くと、たしかにその通りの状態になっていました。
http://d.hatena.ne.jp/babameiboku/20100616/1276680146
設置時の様子のブログ↑
下駄(台座)の部分からもげていました。蔵の壁と板の裏面とを鉄骨で固定してあるので、すぐに看板が落下することはないですが、あまり良い状況ではありませんでしたので、早急に回収して修理することにしました。
雨ざらしの状態での欅の木の白太の劣化と、醤油を作るための麹菌が蔵付近を漂っている影響もあり、馬場銘木に持ち帰って白太の部分を確認するとかなりもろい状態でした。
赤身の部分はほとんど損傷がないため、白太をすべて切断して、赤身の部分の周りに枠を整形して修理しました。塗装も入念に何度も染み込ませませて仕上げました。
設置後の写真です。
なかなか良い感じに出来上がったと思います。