こんにちは、babaです。
今日は珍しい木が入ったので少し紹介させていただきたいと思います。
昨日、知り合いの業者さんから電話がかかってきて「クラロウォールナットって知ってるか」と聞かれました。馬場銘木の在庫に少しそのクラロウォールナットの瘤材がありましたので、存在自体は知っていました。
しかし、なかなか手に入らない木なので、仕入れたいけど、なかなかそんな機会はありませんでした。
それがたまたまその業者さんから「珍しく手に入ったよ」と連絡いただき、早速、現地に見に行きました。雨が降っている上、高速道路の工事渋滞・・・普段は1時間くらいでいけるところですが、2.5時間もかかりました。
そしてやっと実物を見ました。アメリカ原産の材質ですが、たまたま日本に入ってきたようです。
クラロウォールナットとは、普通のブラックウォールナットと違い、アメリカのごく一部の地域にしか樹生していない木です。特殊な杢(木の模様)や、瘤(こぶ)が見られる木で、高級車のハンドル部分や内装、楽器などに使用されます。
アメリカでも希少な材のため、あまりアメリカから日本に輸出されることがありません。
昨日はとりあえず、トラックにのる分を持ち帰ってきました。大きな塊は、後日、運送屋さんに運んでもらいます。
少し、ブラックウォールナットに比べると色が薄い感じです。
ちぢみ杢がでています。
板のあちらこちらに瘤杢もでています。
瘤だけの塊もあったので、また手に入りましたら写真を載せたいと思います。