babameibokuのブログ BBB!

滋賀県彦根市の馬場銘木です。木のことから日常のことまでいろいろ書いています。

高宮の心を東北へ

こんにちは、babaです。


今朝、無事にボランティアから帰ってきました。金曜の夜に出発して、月曜の早朝に帰ってくる週末ボランティアでしたで少し疲れましたが、充実した週末した。




金曜の夕方、彦根市高宮町(わたしの地元)の集合場所に集合しました。2tトラック1台とハイエース1台に計8人乗り込み出発です。新潟経由でいざ福島県いわき市に向かいましたが、所要時間約10時間。運転は交代しながらでしたが、やはり大変でした。福島県に入るにつれて道も若干、地震の影響で波打ったりもしています。

高速のインターを下りて、いわき市外に入りましたが、一見、それほど地震の影響を受けたようには見えないのですが、やはり良く見ると、屋根が損傷したり家が傾いたりしていました。車の中は、みんな無言でした。予想はしていたのですが、やはり目の当たりにすると改めて被害の大きさを痛感します。




その後、いわき市のボランティアセンターに到着して手続きをします。


今回、事前に活動内容はそのボランティアセンターから連絡が入っていたのですが、全国各地から福島県にボランティアとしてきている方が、その日の最後にボランティアセンターに帰ってくるのですが、その方たちへの簡単な炊き出しが目的でした。
話によると、一日中、作業されて帰ってきた皆さんに、今まで簡単な飲み物などは配布されていたようなのですが、ボランティアセンターの方からするとそれだけでは申し訳ないということで、疲れて帰ってきた方になにか食べていただいて少しでも疲れを癒してほしいということでした。



乗ってきた2tトラックの中には、炊き出しとして皆さんに提供するヤキソバ・フランクフルトの食材と、調理器具、テントなどなどが満載されています。

早速、一緒に行ったメンバーと、高宮の心を東北へ事務局長さんの知り合いのいわき市の方と準備を進めていきます。
かんたんなブースを作りました。

1日、約400食分の焼そばを焼いて行きます。

夕方になると、割り当てられた作業場所から撤収してこられたボランティアの皆さんでボランティアセンターの中はいっぱいになりました。
帰ってこられた方に焼そばやフランクフルトを配ると、疲れていた方でも笑顔で「ありがとう」と言っていただけました。
自然と会話も弾みます。やはり全国から皆さん来られていました。中でも大阪から来られていた方に「何週間かこっちに来てるけど、ちょうど焼そばみたいなソース味の粉もんが食べたかったんあやわ!ありがとう」と言われたのが印象的でした。
とても嬉しかったです。















視察としまして、いわき市の沿岸にも行きました。

何枚か写真を撮り、あまりこういったブログに載せるものでもないかもしれませんが、少しでも被災地の状況を伝えたくてこの写真を載せました。
地震でゆれて、津波がきて、火災がおきて・・・、被災地のほんの一部分しか訪れていませんが、言葉では表現できません。本当にひどい災害です。彦根からは何百キロも離れた土地で起きた出来事で終わらせるわけにはいきません。何年かしたら少しずつ忘れられていく記憶かもしれませんが、自分の子供にも自分の目で見たものを伝えていきたいと思います。






                                           馬場銘木