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滋賀県彦根市の馬場銘木です。木のことから日常のことまでいろいろ書いています。

ウエンジ

こんにちは。babaです。

今日も昼間は暑い一日でした。ですが、天気予報では近畿地方は来週あたりから秋っぽい天気になるようです。
秋が一番好きな季節の私にとっては、今年は早く秋になると思うと嬉しくてたまりません。夏好きの人には申し訳ないですが・・・。

題名の「ウエンジ」と言う言葉は実は木の名前なんです。

アフリカ産の黒い木です。

黒い木というと黒檀(こくたん)とかが有名ですが、木はどちらかというと茶色や白い木が多い中で、表面が黒い木もけっこうたくさんの樹種があります。

こちらの木は、木目がギザギザしているのが特徴です。
表面を加工して綺麗に仕上げると、ピカッとツヤがでて美しくなります。

ちょっと前に自宅の包丁を柄(手でにぎるところ)をみるとこの木が使われていて、ちょっとびっくりしました。その包丁を購入する際は、気にもせずに購入したので、「こんなところに使われているとは・・・」と変な親近感がわきました。


こちらの木は、ウエンジと言う名前以外に、「ウエンゲ」とか「ウエンジュ」というような呼び方で呼ぶ人もいます。
ウエンジと言う言葉がなまってウエンゲやウエンジュって呼ばれるようになったのか、もしくはウエンゲがなまってウエンジになったのか・・・。

おそらく正式な名前は「ウエンジ」だと私は思います。英語で「Wenge」と書くのでローマ字風に読むとウエンゲになりますね。おそらくある日本人がウエンゲと呼んで、それが広まってウエンゲという言葉が広まったのだと思います。

ちょっとびっくりしたのは、ある家具のカタログに黒っぽい色の家具の説明に「こちらはウエンゲ色のものがお勧めです」と書いてあったことです。
大きい家具屋さんのカタログだったので、ウエンゲって言う言葉がすごい浸透しているのだなって驚きました。





なんかウエンジとかウエンゲとか連発して書きましたが、混乱させてしまいまして申し訳ないです。



近いうちに、馬場銘木端材コーナーにウエンジ材が追加されますので、よかったらまた見てくださいね。