こんにちは、babaです。
今日は、お客さんからの要望で、卓球のラケットを作りました。
っと言うのも、先日、黒檀の板をお買上いただいたお客さんが、その買った板をもって加工してくれる人のところへ行っところ、木が堅すぎるから断られたようで、またその黒檀が馬場銘木に帰ってきたという次第です。
一緒に送っていただいたラケットの形を板に写して、切断の準備をしていきます。
ついでに黒柿でも作りたいということで、黒柿の板も新たに購入いただきました。
お客さんの話では、素振り用に少し重たい黒檀の木を使用したラケットを使って、黒柿は、特殊な木で作ったらおもしろいかなっという発想から馬場銘木に連絡したということでした。
はじめに連絡いただいた時は、「卓球のラケットに黒檀・・・！？」 っとやや戸惑いましたが、他の人がもっていないものには間違いなくなりそうですし、趣味の世界は奥が深いので、加工を引き受けたかたちです。
黒柿は、むちゃくちゃ堅いわけではないので、順調にラケットの形に切り取れました。
次に黒檀・・・。
実は、黒檀も堅くて切断不可能ってほどではないので、綺麗に形になりました。
きっとお客さんが頼んだ人は、「黒檀は堅い」という先入観が強すぎたため、加工してくれなかったのだと思います。黒檀もあくまでも木ですので、切れないことはないです。馬場銘木に特殊な糸鋸があるわけでもなく、普通（もしくは普通以下）の小さな糸鋸が1台あるだけです。
なんとかそれっぽい形になりました。
