こんにちは、babaです。
茶道の道具に黒檀と鉄刀木(たがやさん)の薄板を使用したいというお客さんの要望で材料を準備していたのですが、その際、鉄刀木を切ったときの写真です。
黒っぽい木なのですが、カットすると・・・
中身は、白・・・
こちらの角材、伐採したての生木というわけではありません。馬場銘木の倉庫に20〜30年は放置されていた木です。
鉄刀木もいくつか種類がありますが、こちらはムラサキタガヤサンと呼ばれる部類のもので、このムラサキタガヤサンは、このように切った面が色が白いことが多いです。特徴のひとつなのかもしれません。
この白い面、空気にふれると少しずつ色が濃くなって、数日経つと黒くなっています。
この画像のように、最終的に左側の板の色になります。
木には、このように空気や紫外線で切断した断面の色が徐々に変わる気があります。
なんとも不思議なものです。