こんにちは、babaです。
今日は、雨が降ったりやんだりの天気でしたが、きっとこの雨が終わる頃、また少し涼しくなって秋にむかうのだなって感じさせる天気でした。
今日は、夕方、木を削る機械の整備をしました。
「手押しカンナ」と言う機械です。木の反りなどを修正して平面にしたいときなどに使用します。
一見、古めかしい機械ですが、その通り!! だいぶん昔の機械だと思います。しかし、今でも健在で、いい仕事をしてくれます。
木を削っていても、やはり少しずつ刃が切れやんでくるので、定期的に刃を交換します。
ただ、刃を替えるのもけっこう気をつかう作業なのです。
刃の取り替え方は、ボルトで固定してある刃を外して新しい刃をまた固定しなおすという単純な作業なのですが、固定する際、少しでも刃がずれたりすると、うまく木が削れなかったりしますし、最悪の場合大ケガにつながります。
最新の機種は、もっと簡単に刃の交換ができるのかなってこの作業をする時はいつも思います。
まん中の溝の中で、刃がグルグル高速回転しますので、木を右から左へ滑らしていけば削れて平面になります。
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簡単にこの機械の使い方を書きましたが、本当に危ない機械なのです。大工さんや、木工関係の仕事をされている方は分かっていただけると思いますが、少しでもその高速回転している刃に指や手が触れたら・・・
堅い木でも「シューっ」と削れる刃の切れ味ですので、指や手なんて・・・
ご想像にお任せします。
ちなみに私は、一度、この機械でケガしました。うまれて2回目の救急車でした。学生時代、プールで頭を強打して意識をなくしたのが1回目で、この機械でケガしたのが2回目です。
幸い、指を切断とかは免れましたが、その後、1ヶ月はこの機械が怖くて使えませんでした。
今でも、この機械を使用する時は、ケガをしたときのことを思い出しながら作業するので、より注意深くなって、「もう2度とケガはしない」といいきかせることができるので、それはそれで良かったと思います。
機械は、便利ですが、一つ間違えると本当に怖い道具です。