こんにちは。babaです。
今日は馬場銘木のホームページにブナの木が新登場しました。
みなさんも「ブナ」という名前の木はご存知だと思います。けっこう世間には名の通った名前の木なのに、馬場銘木では今までほとんど取り扱ってきませんでした。きっと他の木材屋さんもあまり在庫にないのではないでしょうか・・・。
その理由としまして、クセのある木だからということがあげられます。
ブナの木は、樹生しているときは空気中の二酸化炭素をたくさん吸って酸素に変えてくれたり、東北のほうでは、世界遺産に登録されているブナの美しい原生林が広がっていたりします。まさに植物の鏡的な存在です。
ですが、木材として切られたあと、板や角材にすると、乾燥させる時に虫は食うは材が反ったりひねったり割れたりと下手をすると使い物にならなくなったりします。
それだけリスクの高い木ということです・・・。
しかし、しっかりと乾燥した後のブナの木は、家具、つみき等のおもちゃ、体育館の床板などなど幅広く使用されます。木自身を乾燥させる間は大変だが、乾燥させた後は多用途の木ということですね。
たしかに最近うちの娘のお気に入りのおもちゃもブナの木が使われていました。
ほんとに木にもいろんな性格があるものです。
ブナの木の特徴は、木目とは別に黒ッぽい点々（黒っぽい線）が入っています。
体育館などに入って、上のような写真の模様をした木の床を見た際は、ブナの木だなって思い出して下さいね。
